MENU

個人事業主の経費管理 〜マネーフォワードクラウドの険しい道のり〜

  • URLをコピーしました!
目次

おひとり様事業主の「最初の一歩」の誤算

個人事業主として走り出すにあたり、私は迷わず「マネーフォワード クラウド確定申告」を選びました。

月額990円という格安の「パーソナルミニプラン」は、駆け出しの私には理想的でしたし、
何より普段から家計簿アプリ「マネーフォワード ME」を愛用していたからです。

「いつものMEと同じ感覚で、確定申告もサクサク終わるはず」
それが、すべての始まりでした。

資産運用も事業運営も、まずは環境づくりが肝心です。
しかし、ツールが便利であることと、それを使いこなせる知識があることは全くの別物でした。
今日は、私がぶつかった「会計の壁」について、包み隠さず検証データを公開します。

期待と絶望のギャップ

1. 「ME」の親近感は、罠だった?

普段使いの「ME」と同じユーザーインターフェースなら、直感的に使えるはず……そう信じていたのですが、
クラウド会計の世界には「家計」にはない「事業会計」という特有のルールが支配していました。

2. 言葉の壁:勘定科目という名の暗号

ツールは格安で導入できましたが、その中身を理解するためのコストは未知数でした。

「消耗品費」と「備品費」はどこが違うのでしょうか?「接待交際費」の線引きは?
事業用として準備したクレジットカードで支払った時の「未払金」ってこのまま仕訳帳に残していいのかな?
個人のクレジットカードから支払った金額は「事業主借」であっている?

画面に並ぶ言葉一つ一つを理解するだけで、私の脳のキャパシティはあっという間に限界を迎えてしまいました。

今はわからないなりにGeminiに相談しながら、色々挑戦中です。

3. 「全自動連携」が生んだデータ洪水

個人のクレジットカードで購入したものもいくつかあったので、個人のクレジットカードも
マネーフォワードクラウドに連携させました。

すると連携した途端、押し寄せる大量の履歴。開業前からの個人カードまで混ぜてしまったせいで、
帳簿の整理はまさに泥沼です。
ツールが優秀であっても、使い手の知識不足が露呈するという、非常に皮肉な構造に気づかされました。

コタロウ

所長、またマネーフォワードの画面を睨んでるね。

ラコ所長

私、完全に『ME』の魔法を信じすぎていたかも。
月990円という格安で、初心者にも使いやすい。
ツールがいくら素晴らしくても、使う人がポンコツだとね…

コタロウ

ふーん。MEで使い慣れていたから、確定申告も
『家計簿の延長』くらいに思っていたわけだね。
甘いねぇ。

ラコ所長

本当に甘い考えだったよ!
家計簿は『入ったものと出たもの』を記録するだけだけど、
確定申告は『どの経費がどの勘定科目に該当するか』を法律に基づいて分類しなきゃいけない。
言葉一つ一つを調べるたびに、私の事業主としての知識の無さが浮き彫りになっていくんだ。

コタロウ

なるほどね。
マネーフォワードクラウドは本当に使いやすいツールだと思うけど、
それ以上に操る所長が『簿記の初心者』だったら、使いこなせないのも
当たり前だよねぇ。

ラコ所長

知識無しで個人事業主になるなんて、無謀だったかしら。
でも思い立った時に始めないと、一生始められない気がしたのよね。

コタロウ

まぁ、なんにせよ始めちゃったんだから
今から勉強しながら進めるしかないよ。

ラコ所長

そうね、簿記に関しても少しずつ勉強していくわ。

「使いながら学ぶ」という選択

「安くて簡単」という触れ込みは、決して嘘ではないのでしょう。
ただ、その簡単さを享受するためには、最低限の「会計言語」が必要でした。
それに気づけたことは、個人事業主としての大きな一歩です。

あえて最初から完璧を目指すのではなく、マネーフォワードという強力な武器を
「実際に使いながら、その都度壁にぶつかって学んでいく」。
そんな泥臭いスタイルこそが、私というラボの検証には合っている気がしています。

マネーフォワードを本当の意味で使いこなすために、 今日から簿記という新しい言語の学習を開始しますが、
あくまでそれは「事業を動かしながら」の並行作業です。

「ME」で家計を管理していた私が、クラウド会計という海へ漕ぎ出し、自らの手で事業を育てていく。
その成長プロセスについても、そのうち進捗報告しますね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次